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舞台の幽霊のこと 2

Jun 18

2012

快楽のまばたき路上公演『STAGE GO⇔HST』

無事におえることができました。

二週間という根をつめた稽古のなか、生まれでた黒傘の怪人たち、
ご覧になれましたでしょうか。

たった七分間しか現れない幽霊でしたので、なかなか出会うことも難しかったかと思います。

そこで、こちらにもすこしですが、
幽霊たちが映り込んだ写真の数々をお見せしたいと思います。

まずは、移動中の地下連絡通路での一枚です。



過ぎゆく方々が、気づかないふりをして行ってしまいます。

ですが、ひとたび歌い踊り始めると、
新宿の歩行者天国では、このようなことになりました。





みなさん、足をとめて面白そうにみていってくださいました。

歩行者天国の終了を時間ギリギリすぎていたために、警備の方に注意されてしまいましたが、
それでも、七分間が終わるまで待ってくださいました。
ありがとうございます。ご迷惑をおかけしてすみません。

そのほか、原宿や王子にも現れました。

原宿の神宮橋では警察の方に止められてしまいましたが、それでも七分間やりとげ、
観て下さった方々からも暖かい声援をいただきました。
警察の方も、日曜日出勤のなか、お騒がせしてすみません。
頑張れよ、と声をかけてくださったお兄さん、本当にありがとうございました。
元気をもらいました。

が、なにぶん、夜と雨とを想定して作っておりましたため、
われわれ幽霊たちは陽の光に非常に弱くできておりました。

なんとか薄暗い、じめじめしたところをと、もはやナメクジのように求め歩き、
代々木公園の森の奥の街灯の下なんかでやったりもしましたが、

それでも遠くから見かけて写真をとりに来てくださった方もいらっしゃいました。
なんて寛容な公園なのでしょう。
公園の中はまるで治外法権でありました。

日もすっかり沈み、王子へとむかったわれわれは、
ガード下で歌おうとしたところ、
そこを縄張りにしてらした、酩酊された路上ギタリストに罵声をあびせられました。
湧き上がるきもちをぐっとこらると、
ぼくらはとぼとぼとそこを後にして次なるステージをさがし歩きましたところ、

すぐ近くに、とっても素敵なゴミ捨て場があったのでした。
そのゴミ捨て場での一幕がこちら。

路地裏の街かど、静かな夜、街灯。
頭上の線路は、数分おきに電車が通過します。

ですが、そのような景色が幽霊にはぴったりあっていたように思います。
最後に最高の場所にであえたような気持です。

そしてさらに有難いことに、
IYAYOWORKの『ヴィドック?』を見に来てくださって、
舞台上にあげ殺され役にまでなってくださった方が、
この路上演劇に、駆けつけてくださったのでした。
ぼくと高田百合絵さんがやるからとみにきて下さったのです。
これは驚くべき事件でした。
ほんとうに、こんなにうれしいことはありません。

高田さんの次回公演のことや、ぼくの一人芝居のことまでご存知で、
楽しみにしていますとまでいってくださいました。
あまりの出来事にこれはドッキリかなにかではないかと思ったほどです。
本当にありがとうございます。
差し入れまでいただきまして、みんなで、おいしくいただきました!

数日まえにテレビで紹介されていて、これはおいしそうだと思っていた品でした。
それもびっくり。

これは、これからも演劇をがっばっていかねばと、いい刺激をいただきました。

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