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説話のこと

May 18

2012

ぱらぱらと『日本の昔話』という文庫本をめくってみましたら、

冒頭にこんな言葉がかいてありました。

『(各地から様々な昔話がよせられてきて)日本が特別にたくさんの説話を保存している国だということと、人が説話を愛する趣味の遺伝はそうすぐ中断せらるものではないということが、これによって証明されたのであります。』(柳田国男)

ひとは説話(神話・伝説・民話などなど)を愛する趣味があるのだとはっきりいわれてしまい、
ああなるほどと感心したのです。

そういったものは、いまでいう非現実と現実を結びつけるものですからね、

地元にも、山の中に神さまがのこした穴とか、神さまがものを運んだ跡とかがありましたのでね、一晩で鬼が作った階段とかね。
それがとってもおもしろいのですよ。

海外にもたくさんそういうのがあるんでしょうが、それをまとめて物語にしたのが、
シャルル・ペローだったり、グリム兄弟だったりするのですね。
なんでもアンデルセンは創作物のほうが多かったとか。
まあシャルル・ペローもグリムも、サロン詩人だったり文筆家だったりなので、脚色はお手の物でしょうがね。
それからマザーグースって人の名前かと思っていたのですが、
あれは英国の童話の総称というか、著者不明の物語をひっくるめてそう言っているのですってね。
でもその「マザーグース」って言葉が面白いからと、さんざん擬人化させられているみたい。なるほど。

魔女だ天使だ悪魔だ、天女だ狐だ鬼だ、座敷わらしだ妖怪だ、話がつきなくていくらでも物語のあいだをさまよっていられますね。ゆあーんゆよーんゆやゆよーん。

そういえば、各国各宗教のあの神さまがじつは日本のあの神さまに対応してて
とかというのが神霊界にはあるらしい。
じつはあの神さまは、大陸からわたってきたあの神さまだとか、
とくに日本はもともと人間だった人も神さまになったりしますのでね面白いですよね。

といってしまえば、天皇陛下も神さまの血筋ですからね、生きた神話でありますね。
恐れ多くも陛下にむかって面白いなんてことは口が裂けても言えませんが!

でも陛下の専攻さなれているハゼの分類学の研究には興味があります。
どんなことを研究なされているのだろうかしら。

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