blog

L’AMOUR

Sep 22

2007

美輪明宏さんの音楽会へ行ってきました。



僕は初めて、歌を聞いて涙を流すという貴重な体験をいたしました……



第一部と第二部、休憩を挟んで3時間半ほどの公演だったのですが、椅子に座りっぱなしでもなんの苦痛も感じませんでした。



中でも、第一部の最後の曲「愛の贈り物」という曲で、曲の中にもストーリーというものがございまして、「障害を持った少女が、ぐれた人生を送っているところに、同じく障害をもった青年が現れて恋に落ち、愛し合い、人生の高潔さを知ったところで、その青年が死んでしまう。しかしながら、生きることの素晴らしさを知った少女は、それによって、「愛」というものを今度は人に愛を与えていくために、声高に「愛」を叫ぶ。」というものなんですが……その悟った少女の『I give you to my love! I give you to my heart!』という叫びが……

胸の奥にまで、直に進入してきたのです。



美輪さんが、まるで、僕一人に向かって、「愛しているわ!!!」と叫んでいるかのようで、その愛が、とてつもなく深い深い慈愛に満ちたもので……

僕はこんなに愛されていいのかと。僕をこんなにも愛してくれているのかと。僕はあなたに愛されるために生きているのだと。なんだかとても堪えきれない思いがこみ上げてきて、あたりに人がいなかったら嗚咽を漏らしていたかもしれません。

涙がどこからともなく溢れてきました。



ええ。愛とは素晴らしいものです。



その後、今度は2部の最後の曲なのですが、今話題の「エディット・ピアフ」さんが作った曲、『愛の讃歌』。

「自己をどれほど犠牲にしてもいいから、あなたを愛す。」その強い強い思いに裏打ちされた砂漠の井戸のように突き刺さる歌。

直訳を美輪さんが語った後に、原語のまま歌いだしたのですが……その歌い出しからなぜか、涙がまたもやとめどなく……



どうやら、人は愛されるために生きているのらしい。

愛。

愛。



知識や理解の限界を声、さらなる……そう、天に突き刺さるというバベルの塔のように……その裾すらも……



包まれて?

いえ、愛ですね、きっと。

「愛」をたいかんしました。





Comments