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IYAYOWORK版「青森県のせむし男」のこと その2

May 11

2014

写真のつづきです。

青森県のせむし男舞台写真

サンシン女子の金城さんによる、生演奏ありでした。
曲はすべて、楽曲提供の太田友城くんによります。ありがとう!

青森県のせむし男舞台写真

せむし男と女浪曲師のシーンには、こうした新聞紙を登場させました。
これ、ちゃんと青森の新聞「東奥日報」を使用しております。

青森県のせむし男舞台写真

新聞の合間から、母のイメージがあふれ出てきたり。

青森県のせむし男舞台写真

新聞紙を外すと、そこには白い仮面を被った人々が。
この仮面、仮面作家の坂爪康太郎さんに、以前作っていただいたものですよ。

青森県のせむし男舞台写真

満身創痍のせむし男のそのコブを、女主人は丹念に洗ってあげます。
せむし男はこれではじめて、肉欲(快楽)を知るのでした。

青森県のせむし男舞台写真

女浪曲師は、セーラー服を着ているのです。
理由は……いろいろあるので省略します。とにかく純真なのです。

卒塔婆を使ったダンスシーンもありました。

青森県のせむし男舞台写真

「白髪たばねてホウキを作り」という一文から、
卒塔婆にポンポンをつけた、卒塔婆箒を考案しました。

青森県のせむし男舞台写真

白髪にしてるイメージ。

青森県のせむし男舞台写真

ポージングです。

青森県のせむし男舞台写真

村人たちによるうわさ話はどんどん広がります。

青森県のせむし男舞台写真

女主人とせむし男のあいびき。
その目撃談を回想する女浪曲師と、ひわいな行為を隠そうとする村人たち。

青森県のせむし男舞台写真

その布を羽織って、荘厳なるマツへ。
村人はニコニコしながら、その布を持ってつき従います。

青森県のせむし男舞台写真

いよいよ、女浪曲師と女主人の対決です。

青森県のせむし男舞台写真

ふたりの舌戦に浮かび上がるのは、せむし男への想い。
せむし男が、村人たちの卒塔婆をうばうと、
村人ははっとして、村を片付けはじめるのでした。

青森県のせむし男舞台写真

二人の会話のなか、
舞台上に築きあげられた村は解体されてゆきます。
0からはじまり、0へもどるのは、
彼らが賽ノ河原よりやってきたカワラモノだからです。
賽ノ河原の子供たちのように、積み上げては壊し、を繰り返すのです。
これもなんどとなく演じられてきた物語なのでした。

そして種明かしのように、巨大な布が全てを包み込みます。

青森県のせむし男舞台写真

青森県のせむし男舞台写真

後に残るのは、はじまりと同じく、まったくの素舞台なのでした。


合間をみつけて、このような集合写真も撮りましたよ。

青森県のせむし男舞台写真

とても気持ちの良い座組みでした。
演者のみなさま、本当にありがとう。

IYAYOWORK版「青森県のせむし男」より舞台写真をお届けしました。

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