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IYAYOWORK版「青森県のせむし男」のこと その1

May 11

2014

IYAYOWORK版「青森県のせむし男」
無事に終演いたしました。

ご観劇いただいた方々、応援いただいた方々ありがとうございました。
また、劇場ならびにスタッフのみなさま、ありがとうございました。
おかげさまで怪我もなく、とても良い公演を打つことができました。
こんなにうれしいことはありません。

いつものことではありますが、
公演前は準備に追われこちらの更新もできず、
自身の余裕の無さを思い知るばかりですが、
そこは公演が終わってから更新するしかないですね。

ということで、舞台写真等々をあげていこうかと思います。

IYAYOWORK史上、もっともタッパのある、天井の高い劇場でしたので、
その空間をどう埋めていくかが、ぼくの課題でもありました。
広い劇場は、その広い空間をどう埋めるのかということを考えなければなりません。

ましてや、二団体同時上演のフェスティバルともなれば、舞台セットを立てることも難しいですから、
要所要所の持ち込み素材で、運転せねばなりません。

ですがそこは、これまでに培ってきた、お世話になってきた部分を駆使して、
ぼくにできる限界ギリギリのものでみせることにしました。
ひとつひとつと丁寧に積み上げていけば、
時間はかかりますが、あたらしい空間というものが生まれていくのだなと、はっきりと実感しました。
公演までは、精神的にも大変な過負荷がありまして、常に喉を締められるような緊張感の中にいました。
その苦しみと充足感は、ぼくにとって男一生の仕事だと思うばかりです。

では、写真アップしていきますね。

青森県のせむし男舞台写真

物語は、何もない素舞台の闇のなかに、一人の女が現れるところからはじまります。
彼女はぽつぽつと、青森県の子守唄を口ずさみます。

青森県のせむし男舞台写真

人々が場内に物を運び込みます。
これからここに、架空の村を作り上げるのです。

青森県のせむし男舞台写真

これはせむし男が現れて、そのコブから映像が投射されているシーン。
映像については、のちほどユーチューブにアップしますね

青森県のせむし男舞台写真

釣りをしている村人のうわさ話から、事件が知れわたります。

青森県のせむし男舞台写真

今回の公演では、このように、別のシーンが同時進行にて繰り広げられます。
話をする釣人たちとは別に、前のほうでは母と子の日常が垣間見えるのです。
「村」を俯瞰的にのぞいている感覚です。

青森県のせむし男舞台写真

これは、老婆(村人)たちによるうわさ話の唄。

青森県のせむし男舞台写真

畑に埋められた戸籍台帳が、三十年たって土の底から声をあげているのです。
王様の耳はロバの耳、のイメージで。

青森県のせむし男舞台写真

女主人のマツと、その使用人たち。
その隣では、またしても母子。

青森県のせむし男舞台写真

この二人は美少年と美少女、です。

青森県のせむし男舞台写真

レンゲの花、もとい、蓮の花が浮かび上がります。

青森県のせむし男舞台写真

母子のシーンが、女主人の話とリンクします。
白鳥の物語を、母が子に演じて聞かせているのです。

青森県のせむし男舞台写真

こうして朗々とこれまでの人生を語る女主人の前に、
せむし男が現れるのでした。

つづきはまた次の記事にて。

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