blog

猫のこと 2

Feb 9

2012

公務員として定給をもらっている猫がいるらしい。

イギリス首相官邸に雇われている、「マウサー」という職業の猫だそうだ。
「マウサー」とはつまり、ネズミ捕りのこと。
マウスを扱ってパソコンで絵をかくひとたちのことではない。
その猫は、肩書きもたいそうなもので、「首相官邸ネズミ捕獲長」というのだそうだ。

現在マウサーとして官邸の警備にあたっているのは、
2011年2月14日に就任した「ラリー」という雄猫で
デーヴィット・キャメロン首相とその家族が犬猫ホームで選んだ、もとは野良の猫らしい。

マウサーには年間経費として100ポンドが国費から支給されるらしい。
これは現在のレートでいけば12100円。なかなか安い。
それでも就任してまだ一年もたたぬのに、三匹ものネズミをつかまえたそうである。
優秀な猫のようだ。

経費はやすくとも、創設は1500年代初期というから歴史はかなりふかいようだ。
1500年といえば日本では戦国時代。
世界的に言うとブラジルが発見されたくらいのことらしい。

さらに、マウサーは引退あるいは死亡によって退任するのだそうだ。
年間一万ちょいで、死ぬまで働くもしくは殉職というからこれには頭がさがってしまう。

ですが官邸には500年間ネズミがでつづけているんですね。
まるでトムとジェリーのようですね。
そのへんがイギリスさんのかわいらしさというか、シニカルなパフォーマンスというか。


なぜ猫の話かと言うと、さきほど「ねこじる草」というアニメーションを見まして、
衝撃的な映像であたまのなかに渦巻いておりましたもので、連想でふと思い出したのです。

こちらは擬人化アニメで、魂が半分抜けた姉猫と世紀末のような世界を旅しながら、もう半分の魂を取り戻そうとするという定番のパターンなのですが、映像の見せ方やかわいらしい血みどろ感で、なにをどう考えたらいいのかわからなくなっているうちに毒されたように楽しくなってきます。

ぼくはこの「ねこじる草」の監督の佐藤竜雄さんのアニメが大好きなのです。
『飛べ!イサミ』というNHKのオリジナルアニメにはじまり、『機動戦艦ナデジコ』や『宇宙のステルヴィア』などなど、ここぞという転換期に佐藤竜雄さん監督のアニメがありました。
最終的には敵も味方もない、宇宙だけがあるという世界観はいつでも遠いところにまでつれていってくれるように思います。

猫つながりでいくと、4、5歳のころ、東映アニメの「長靴をはいた猫」を何度も繰り返しみていました。何故だかすごく好きで、いまでもよく覚えていて、
数年前にゲド戦記をみたときに、ラストシーンあたりがほとんど同じでなんだかむずかゆくなりました。

ちなみに、実家で飼っていた猫は一時期6匹もいましたが、数年前についに1匹もいなくなりました。うち数匹は庭にうまっていますが、何匹かは死ぬ姿すらみせてくれませんでした。
味のりの大好きな一族でした。

Comments