ヴィドック?~VIDOCQ~
2011年10月27日(木)~30日(日) 遊空間がざびぃ

作・演出 平木大士

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―あらすじ―

フランソワ・ウジェーヌ・ヴィドックは19世紀初頭のフランスをにぎわせた怪人物
犯罪者として収監されていた過去をもつが、パリ国家警察犯罪捜査局の初代局長となる。
のちに世界初の職業的私立探偵事務所を開設し、あらゆる探偵小説に影響を与える。
「レ・ミゼラブル」の主人公ジャンバルジャンもヴィドックがモデルである。

この芝居は、かれの書きのこした手記、「ヴィドック回想録」をもとにしている。

~青年期~

悪童であったヴィドックは、チンピラに濡れ衣を着せられて刑務所へ入れられる。
無実で首を切られてはたまらないと、ヴィドックは初めての脱獄をする。
以後、方々で脱獄を繰り返すうち「極悪人」として名が広まる。
不思議なことに、脱獄の際、ヴィドックは必ず女に救われる。
豪胆で甘え上手な性格のせいか、彼は女にもてまくるのである

~壮年期~

逃亡生活に疲れを感じはじめる。
「まっとうに働いて、まっとうに稼ぎたい」
耐えかねたヴィドックは、犯罪者を警察に「密告」することに決める。
もちまえの性格と、たくみな話術、目を見張る変装術によって、次々に検挙していく。
その働きが認められ、ヴィドックは秘密警察となる。

~中年期~

しかし、ヴィドックには犯罪者の心の弱さも身にしみている。
処刑される犯罪者のおおくは、気の弱い人間で、本物の極悪人はごく一部なのだ。

~高年期~

犯罪者たちに更生の道をつくってやらなければと心に誓う。
まっとうな仕事を与えてやれば、彼らも更生のチャンスはある。
苦しむ彼らに手を差し伸べてやるのだ。ヴィドックはそう誓う。

―メモ―

犯罪者の視点ばかり描いてきたので、今度は犯罪者を罰する側の人物を描きたくなったのでした。
それでも、ただのヒーローや英雄を描くのもつまらないので、巨漢でヒゲもじゃ、態度もでかくて泥臭いおじさんが、活躍する生っぽい話にしてみました。

実在の人物ということもあり、粗相ないようにと気を使いました。女性との関わり方は特に繊細に。
イイ奴ではないけれど、憎みきれない。そのうえ人生をなげうってまで協力したくなるとゆう人物……

うまくいったかどうかは、まぁよくわかりませんが、とても評判のよい芝居になりました。

【出演】
細田刑事(妄想の劇団)
高田百合絵(快楽のまばたき)
角田菜穂(y0suka)
吉富睦
寺島八雲
千葉里美
たきざわ勝彦(WATERBLUE)

山田喜秋
杉村彩
平木大士

【スタッフ】
舞台監督:森山香緒梨
照明:楠 真央(株式会社MOONLIGHT)
音響:SATC
映像:澤木亮
仮面制作:坂爪康太郎
制作・宣伝美術:杉村彩
制作協力:芝居屋風雷紡
協力:快楽のまばたき/WATERBLUE/y0suka/妄想の劇団/CoRich舞台芸術/遊空間がざびぃ
企画製作:IYAYOWORK