もぐら少女
2008年2月10日(日)~12日(火) 遊空間がざびぃ


作・演出 平木大士

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―あらすじ―

とある少女監禁における被害報告。

◎第一の被害

男と女が少女を監禁している。
毎日コップ一杯の水と少量の食事を与え、
まっくらな部屋に閉じ込めている。

◎第二の被害

少女の部屋にゴミを入れる。
日に日にゴミは溜まり、部屋が汚れていく。
どうやら男女のうち、女が出て行ったようである。

◎第三の被害

男の留守中に、隣人女性Mが侵入してくる。
Mはペンチで少女の爪をはぐ。

◎第四の被害

男が扉の鍵を開けた。
女が出ていったたので、少女と暮らそうというのだ。

◎第五の被害

女が戻ってくる。
だが、男は女を寝室に閉じ込めた。
そして少女を風呂にいれた。

◎第六の被害

男は、隣人Mをスパナで打ち倒す。
すると寝室の鍵が開いて、女が出てくる。
驚く男に、女は『隠さなきゃね』という。
隣人Mはイモムシにされ、目口を縫い閉じられる。
少女はMとともに、ふたたび真っ暗な部屋に閉じ込められる。

◎第七の被害

少女は言葉を忘れ、目も見えず、耳も聞こえなくなった。

◎最後の被害

ベランダに泥団子を投げこむ子供たちと全面抗争することに。
男女が部屋を飛び出していくと、窓ガラスが割られる。
少女は部屋を這い出して、割れた窓を目指して歩いていく。

―メモ―

「一㍍四方一時間国家、十㍍四方十時間国家」という
寺山修司さんの言葉をもとに、
「監禁」という男性的な「楽園」を、
時間とともに拡げてみようという思いから発想しました。
少女、演者、観客、劇場を含めた街、社会、国家と、
監禁範囲を拡大してみたかったのです。

【出演】
杉村彩(南サチ)
本房佳世(三上リサ)
西川友理(牧)
瀧本志優(目白)
前田勇治(秋葉)
平木大士(佐渡トオル)
山田喜秋・板村亮佑(声の出演)

【スタッフ】
照明:磯貝枝理(株式会社MOON LIGHT)
音響:山田喜秋
舞台監督:有本孝浩
美術:平木大士
小道具:山田喜秋
宣伝美術:児玉竜多
宣伝イラスト:杉村彩
制作補助:曽我部美明
スペシャルサンクス:佐野愛