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映画なこと

Jul 3

2010

 雑記として、
仕事先の関係で、ある映画のお誘いを受けました。
東京芸術大学大学院映像研究科 アニメーション専攻第一期生 修了作品展
『GEIDAI-ANIMATION』
(渋谷・ユーロスペース)
今では大学院でアニメーションを教えるんですね……。
アニメといっても、青少年や、大きな子供たちに見せるようなTVアニメではなく
アニメーション作家といったほうがわかりやすいかもしれません。
たとえば……NHKの教育番組のクレイアニメであるとか。ああいったちょっと芸術作品の一環としてのアニメーションを探っているようでした。
いかにも大学院生といえるような、試みとして面白いものが多く
学のない僕なんかはビクビクとしてしますのですが、かじりついてしまえば、なんのことなくイケる口。
そのままNHKで流せるんじゃないかと思うような、いろは歌のアニメーションは、とてもインパクトがありまして、キャストも神田山陽さんという講談師さんを招いていて、見事なものでした。
そのほか、実映像にアニメーションを重ねて、アニメーションの部分だけその実映像を覗き見れたりする映像や、人形をもちいたアニメーション、シュールなブタのでてくる奇怪かつ巧妙なアニメーションなど、さまざま。
人生の壁にぶつかっていて、その苦悩を、ええいそのまま出しちまえとゆう根の暗いものも多くありましたが、そこもまた学問的で、なるほどなるほど、といった具合。
自主映画とか、劇団のような、一から十まで、自分らの手でコツコツと仕上げて至ったその苦労や努力を思うと、どの作品も血が滲むかのようでした。
ちょっといつもとは違う世界で、なかなか面白かったです。
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自主映画の監督さんにゴダールの映画のビデオを借りてすこしずつみています。
「気狂いピエロ」でわしづかみにされました。
ぶっ飛んだ展開もさることながら、随所にちりばめられた小説や映画から抜粋した一文やセリフの数々も、刺激的。ヒロインのアンナ・カリーナも本当に綺麗で、すべてをなげうってでも、身を滅ぼしてもそばにいたいと思えるほど。……ちょっといいすぎかしら。
なんでもこのとき監督のジャン・リュック・ゴダールと結婚しているらしいんですね。
このアンナ・カリーナさん、映画デヴューもゴダール映画の「小さな兵隊」という作品で、その翌年に結婚し、6年後に破局したらしいです。
もともとモデルをやっていて、アンナ・カリーナという名前はあのココ・シャネルにもらったとか。
監督と女優がつながってるってゆうのは、案外よくあるのかもしれませんね……
演劇で言うと、
数年前は大竹しのぶさんと野田秀樹さん、
今では緒川たまきさんとケラさん。
……。
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映画「剣岳」
みました。
なんてハードな撮影……。
そしてなんていい芝居をするんだろう香川照之さん。
香川さんがやるとどんな役でも納得してしまう。
今回の香川さんは、剣岳の麓に住んでいる村の住民で、剣岳に一番詳しいという人物。
その泥臭い感じとか、田舎暮らしの空気とか
なにからなにまで、「なんでそんなことできんの……。」と嘆息してしまいます。
あれはなんなのでしょう……歌舞伎界の血といのがあるんでしょうかね?
そんなもののせいにしたくはないですが
他を寄せ付けない圧倒的ななにかがある気がしてならないです……。
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自主映画のほう、
撮影はまずまず順調に進んでおります。
決して慣れるものでもないですが、
出来る限りのことはやってますし、
出来る限りの準備はしているつもりです。
まあですがうまくいかないことのほうが多いですね。
回を重ねていくしかないです。
監督さんや、お手伝いしてくれるスタッフさん方々が目を輝かせて生き生きと撮ってるますので、
僕もそれに応えなければと思う気持ちです。
あと少しです、気を抜かず、良い作品に仕上がればと思っています。

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