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姉妹編1

Jul 27

2008

さて、「SISTERS」です。パルコと組んだ3作目にあたります。

出演は松たか子・鈴木杏・田中哲司・吉田鋼太郎・梅沢昌代・中村まこと。

(以降はネットマナー上、ネタバレになります…)



とまぁ情報だけ書き込んだところで、今僕にとってこの芝居のことについて書くのはちょっと辛いです。単純によかった部分、わるかった部分をあげるだけでは済まないエネルギーと、ある種の目に見えない、立ち込める臭いがありまして…飄々といつものような高飛車な批評家気取りは不躾である気がします。

いや、理解しきれてない部分をわかったかのように書くのは簡単であるし、多くの評論家の劇評を読むと大方がそんなもんなのですが…なんともまぁ苦虫を噛むような気になります。



回りくどい前置きをしておいて本題に入ります。



場所はとある潰れかけの片田舎のホテル。経営が振るわず、オーナーの奥さんの手料理の評判でギリギリもっていたのですが、突然その奥さんが首吊り自殺を計る。しかもその自殺をした部屋というのが奥さんの兄である子供向け作家(吉田鋼太郎)の部屋。その部屋にはその作家と作家の娘美鳥(鈴木杏)が住んでいた。

これによりさらに経営が追い詰められたオーナー(中村まこと)は従兄弟の東京で店を開いている料理人の伸助(田中哲司)を呼ぶ。伸助は店を改装している間に妻の馨(松たか子)と新婚旅行に出かけ、その帰りにこのホテルに立ち寄ったのだ。適当に料理を教えて3日程度で帰り、実家の母に顔を見せる予定だった。

物語は妻の馨が客室に入るところから始まる。その通された部屋というのが、かつて作家が住んでいた自殺のあった部屋。そのホテルに20年近く勤めている従業員の稔子(梅沢昌代)は、自殺事件いらい、気が違えて、染み付いた異臭が取れないとその部屋をたびたび掃除している。



というのが設定でして、ストーリーの方は…(つづく)

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