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めいきゅうのこと

Jul 17

2010

東国原英夫知事のブログを毎日読んでいます。
新聞・テレビが語れない側面がわんさと書かれています。
どちらが真実とまでは言いませんが
現場の生の声が届いてないのは事実じゃないでしょうか?
世の中の何がどう「ねじれ」ているのか
その一端をみることのできる
とてもおもしろい情報源です。
はてさて、いまは種村李弘さんの「怪物の解剖学」という本を読んでいます。
澁澤龍彦さんがサディズムの語源となったマルキド・サドの翻訳者ならば
種村李弘さんはマゾヒズムの語源となったマゾッホの翻訳者です。
澁澤さんと同じく幻想文学とかシュールリアリズムとか
そうゆう世界に耽溺している方です。
書かれてある文章はちょっとかたい気がするのですが、
よぉくよんでいくと
迷宮にとらわれていくような快感を覚えます。
錬金術師やゴーレムの存在、ホムンクルスの作り方、自動機械人形、快楽人形、マンドラゴラとジプシーの深い関係……などなどちょいと足を踏み込んだら
なにが幻想で、なにが現実なのか
いままで幻想だと思っていたもの、現実にはありえないとたかをくくっていたものが
ひょいっとその境界線を越えてくるかのようです。
「あれ?いないとおもってんの?」とかいわれているような気分。それがまた心地よいんです。
そうそう、先日、うんよくケセランパサラン見つけまして、捕獲してみました。
さすがに白粉いれて増やしたりなんてことはしてないですが、
あれも、いってしまえば「妖怪」ですからね。(笑)
古くから雪迎えとか、ゴッサマーとかエンジェルヘアーとかいわれるくらいで
ゴッサマーにかんしていえば、シェイクスピアのセリフにも残っているくらい。
なんだかわけのわからないものは
いまでもそのへんをふわふわと浮遊していたりするわけでして。
おそらく我々人間の側がかってに境界面なんてものをひいてしまっておるんでしょうが
すべてがごっちゃまぜのよのなかでございますから
なにがおこるかわからないし
なにがおきてもおかしくないんでしょうね。
だからむかしは鉄や青銅でできた巨人ターロスがミノス島を闊歩していたのかもしれないですし
錬金術師の助手としてゴーレムやホムンクルスが働かされていたのかもしれないですし
お殿様にこづかれたお茶出し人形が、すぐさま立ちあがり、脇差しをぬかんばかりの剣幕を見せたということも
あったかもしれんのですね。


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