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はかない幸せとか

Apr 21

2010

くじも買わずに当たる夢ばかりみている
少年少女かたがた。
僕も例にもれず、そのとおりでございます。
こんなちんけな私どもにとっては、
たとえば、お出かけして、美味しいメロンパン一個にであうだけでも、
十分に満たされるくらい
はかなく幸せなもんでございます。
はかない幸せといえば、同じ電車に、美人さんと乗り合わせるだけでも
気分がいいです。
つねづね、雑っぽく俗っぽく生きたいといっていますが、
たぶん僕は、そうゆうのを覗くだけでいいのかもしれません……
映画の原型ともなった装置を
「のぞきからくり」や、「のぞきめがね」といってましたが、
実際に街を歩いて、人の生活に触れながらのぞくってのも
舞台ぽっくて面白い。
若い人が、最初に恋愛を学ぶのは映画やドラマからだと
なにかの本に書いてありましたが、
実際に目の前でおこしてくれたほうが
一番の観客になれるわけで、
スリルもあって、すごく楽しいです。
前にみた「悪魔の美しさ」とゆう映画では、
メフィストフェレスとゆう悪魔が、
生きている間は願いをなんでも叶えよう、
そのかわりに、死んだらずっとお前の魂はおれのものだ
と主人公のファウストを、あの手この手でたぶらかし、
ついに契約を結ばせてしまう。
ファウストは次々に願いをかなえてもらい
金と地位を築き、幸福の階段をのぼりつめてゆく。
メフィストのほうは、そんなファウストを見ながら、
すごく、ニタニタしている。
二人はやがて、悩みを打ち明けたり、助言をしたり、
悪友のような関係になる。
原作は、ゲーテの「ファウスト」とゆう作品なんですが、そのファウストとメフィストフェレスを、
時の天才俳優ジェラール・フィリップと、ミシェル・シモンが熱演する。
その映画を見て、僕はファウストよりは、メフィストになりたいと思った。
言われるがまま、操られるがまま、幸せの階段をかけてゆき、
その道を行けば行くほど破滅につきすすむ
ファウストよりは、
ファウストの迷いや、悩みや、
結局は破滅するのに破滅に向かって必死になっている滑稽さを、
間近で、友達の顔をしてみてるメフィストに共感する。
あんなに楽しい立場はないとおもう。
実際に、むかしそうゆう人がいて、すごく楽しませてもらったことがある。
あのときは本当に楽しかった!
まあ、どちらにしても、それらすべて、
買わないくじと一緒。
自分自身はなんの危険もおかざすに、
人や映画で楽しむとゆう点では、はかない幸せですね。
本当に人生を楽しみたいならば、破滅してもいいから、幸福の階段をまっすぐにかけのぼってゆくファウストさんのほうをお勧めします。


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